bluesmokesilent

ある男の日常をジャズレコードとともに|4コマ+ジャケット模写| 4 panel comic inspired by JAZZ records|reproduction of album art with pen and ink

BLUE SMOKE SILENT|EP.29|Stars Fell on Alabama

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1833年11月にアラバマで観測された、大規模な獅子座流星群にオマージュしたラブソング。"A fairy land where no one else could enter/And in the center just you and me(誰も立ち入れないおとぎの国/そのただ中には君と僕)"だなんて、夫婦喧嘩は犬も食わないと言いますが、恋人ラブラブは星さえ逃げ出すのではないでしょうか。いつも閉じている男の目を、女はこじ開けます。"Your eyes held a tender light/While stars fell on alabama"という歌詞へのオマージュ。このエピソードをあらゆる時代とさまざまな状況下にある恋人たちに捧げます。

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男と女が聞いていたアルバム|Cannonball Adderley Quintet in Chicago

Cannonball Adderley (as)
John Coltrane (ts)
Wynton Kelly (p)
Paul Chambers (b)
Jimmy Cobb (ds)

Mercury
1959

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色彩の金色というのは、色の3要素(色相・明度・彩度)のうち、色相でいえば黄土色にしか過ぎません。その黄土が金になるためには、3要素の範疇に収まらない光沢が必要となります。キャノンボール・アダレイのアルトの音色を聴いていると、その光沢感にあふれているようにいつも感じます。天然無垢の純金100%。「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」と言うように、汚い音に不思議はなく、彼のアルトは不思議に満ちている。まるで獅子座流星群のように、自然界がときに見せてくれる奇跡。ちょうど『Kind of Blue』を発表した直後のマイルス抜きのメンバーによる演奏で、鬼の居ぬ間の…というアレコレを考えても面白いです。