bluesmokesilent

ある男の日常をジャズレコードとともに|4コマ+ジャケット模写| 4 panel comic inspired by JAZZ records|reproduction of album art with pen and ink

BLUE SMOKE SILENT|EP.28|I'm Glad There Is You

f:id:blue_smoke:20210304182337j:plain
あなたがいる(there is you)/それが嬉しい(I'm glad)という歌ですが、そんな思いがとどまり続けるケースはたしかに稀(hardly any stay in love)なのかもしれません。歌詞のなかには"I live to love, I love to live with you"(愛に生きよう、あなたとの生を愛そう)という一節があり、"live"と"love"を入れ替える修辞法がとられています。反対にこのエピソードでは、同じ言葉で別のことを思う修辞法をとってみました。男女はだいたいこんな感じだと思いますが、妻と僕の場合は逆みたいです。

f:id:blue_smoke:20210304124128j:plain

男と女がそれぞれに思い浮かべた曲のアルバム|Sarah Vaughan

Sarah Vaughan (vo)
Clifford Brown (tp)
Paul Quinichette (ts)
Herbie Mann (fl)
Jimmy Jones (p)
Joe Benjamin (b)
Roy Haynes (ds)
etc.

EmArcy
1954

f:id:blue_smoke:20210304124132j:plain

サラ・ヴォーンの歌唱を聴いていると、女であることをまっすぐに受けとめている声のように感じます。実際の彼女がどうであったかは知りませんが、媚びてみたり強がってみたりという、多くの女性たちが苦しんでいるバイアスのようなものを感じません。そのため自然なチャーミングさがあって、チャーミングということは自然であることなんだと思うに至ります。それにしても"with clifford brown"と題して再発された『Sarah Vaughan』と『Helen Merrill』の奇跡的な2枚を聴くにつけ、女がナチュラルに輝くには男が相応でなければならない気がします(ですからほんとうの意味でのジェンダーフリーを実現するには、かなりの紆余曲折が必要なんだろうと思います)。