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ある男の日常をジャズレコードとともに|4コマ+ジャケット模写| 4 panel comic inspired by JAZZ records|reproduction of album art with pen and ink

2021-02-19から1日間の記事一覧

How to draw cupids|見たことのないものを描く

第9話でキューピッドを描こうとしたら、これまでに描いたことがないことに気がつきました。描いたことがなくてもふわふわと描けたりするのは、きっと見たことがあるから。でもキューピッドを見たことは、当然ながらありません。 そのため、仏ロココ時代に数…

BLUE SMOKE SILENT|EP.9|Candy

例えば、野球の神様やギャンブルの神様のように、様々な分野にはどうやら神様がいるらしいです。僕は日頃の行いが悪いので、そんな神様たちには出会ったことがないのですが、もしもジャズの神様がいたとしたら。きっと、一神教のような絶対的な価値基準を持…

BLUE SMOKE SILENT|EP.8|The Cat Walk

その昔、空母か何かのプラモデルを作っていると、説明書に"Cat Walk"と書いてあり、建造物に設けられた狭い作業用通路だということを知りました。実家で猫を飼っていたこともあったので、その的を射たネーミングに感心した覚えがあります。音楽のタイトル…

BLUE SMOKE SILENT|EP.7|The Theme from ”Black Orpheus”

もしも何か管楽器を上手に吹けたなら、川べりで練習したいです。上手なひとの練習って、聴いていて気持ちがいいですよね。それはたぶん、上手さという表面的な現象ではなく、上手になるための意識的なアプローチが感じられるからだと思います。妻とはじめて…

BLUE SMOKE SILENT|EP.6|Fly Me to the Moon

甘い歌ですが、木星や火星の春を見せて…とまで言われれば、ぐうの音も出ません。男たちの多くは奮い立つのではないでしょうか。月から来たかぐや姫も、そんなひとだったようです(僕はノーサンキューですけれど)。とはいえ、女心に思いを馳せてみれば、"ほ…

BLUE SMOKE SILENT|EP.5|Tenderly

ときとして、ただ歩くだけという行為が歌に似ていると感じることがあります。1人で歩くときは誰かを思いながら。2人で歩くときはお互いを思いながら。2人で歩きながら、それぞれ別の人を思うのはちょっと大変ですが。いずれにしても、思う相手がいるのは…

BLUE SMOKE SILENT|EP.4|You'd Be So Nice To Come Home To

出会うべき2人が出会わず、一緒にいるべき2人が一緒にいられない。そんな光景は、自分よりも他の誰かについてのほうが胸を締めつけられるものかもしれません。寂しさや喪失は、その渦中にある人間にとっては痛みでしかなく、ロマンの入る余地がないからで…